ドライバーさん耳休め#63

ベトナム🇻🇳ダナンの交通網事情

(コラム)ダナン交通カオス劇場 ~クラクションと笑顔の協奏曲~

ベトナム第三の都市ダナン。美しいビーチリゾートとして知られるこの街の交通事情は、一言で言うと「カオス」!しかし、そのカオスの中には、ある種の秩序と、人々の笑顔が存在するのです。

まず、目に飛び込んでくるのは、圧倒的な数のバイク!朝夕の通勤ラッシュ時には、道路はバイクの洪水と化します。その間を縫うように走る車、自転車、そして歩行者…。初めてダナンを訪れた人は、この光景に唖然とするかもしれません。

しかし、よく観察してみると、このカオスの中にも一定のルールがあることに気づきます。それは、「アイコンタクト」と「譲り合いの精神」。日本ではクラクションを鳴らすのは緊急時ですが、ダナンでは「ここにいるよ!」という自己主張の手段。頻繁に鳴り響くクラクションの音は、まるでオーケストラのようです。

そして、驚くべきことに、事故が少ない!もちろん、接触事故は日常茶飯事ですが、大きな事故は意外と少ないのです。これは、お互いがアイコンタクトを取り、譲り合うことで、無意識のうちに危険を回避しているからでしょう。

ダナンの主な交通手段は、バイク、タクシー、そしてGrab(グラブ)です。Grabは、東南アジアで普及している配車アプリで、スマホで簡単にタクシーやバイクタクシーを呼ぶことができます。料金も事前に分かるので、ぼったくりの心配もありません。

近年、ダナンでは公共交通機関の整備も進められています。市内バスが運行を開始し、将来的には地下鉄の建設も計画されています。しかし、まだまだバイク社会が続くことは間違いありません。

ダナンの交通事情は、一見すると無秩序で危険に見えるかもしれません。しかし、その中には、人々のコミュニケーションと、助け合いの精神が息づいています。クラクションの音と人々の笑顔が織りなす、ダナン交通カオス劇場。ぜひ一度、体感してみてはいかがでしょうか?

きっと、あなたもこの街の交通事情の虜になるはずです!

投稿者プロフィール

YUKO MIYANAKA(総務部長)
YUKO MIYANAKA(総務部長)

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